2016年のインフルエンザ蔓延の特徴

2016年は、例年に比べインフルエンザの流行が遅れ気味です。
これは、少なくとも2015年の12月いっぱいまではエルニーニョ現象の影響により、日本国内の多くの地域が暖冬で経過していることが原因とされます。
例年であれば11月頃から徐々に感染者が増加し、年明けから爆発的に流行が全国へ広まっていきますが、2015年の12月に入ってから秋田県で注意報が発令された程度で、未だ警報レベルに達している都道府県が無く、減少に転じている地域もあるなど流行の兆しは見られていません。
注意報レベルの都道府県についても、全域に渡って流行しているわけではなく、ごく一部の自治体だけが注意報レベルにあります。
しかし、1月に入ってからは寒気の南下が見られ、全国的に急激な気温の変化が起きているため、今後は感染者数が増加する見込みです。
2015年最終週の報告数は、定点あたり0.89人となっているほか、感染者数は前週より500人増加し4290人となっています。
推計では全国で6万人と、前週より2万人増加していることから、流行が急激に進行する可能性があります。
特に北海道では冬型の気圧配置が続く予報もあり、今後は注意が必要です。
全国的なインフルエンザの流行は、3月がピークとなった2005年ほどでは無いものの、例年よりは大きく遅れる見込みです。
検出されているウイルスの種類は、幼児や老齢者が感染すると重症化しやすいAH3亜型のほか、比較的軽症で済むAH1pdm09やB型の3種類が検出されています。
いずれにしろ、今後患者数が増加するのは間違いないため、感染予防に努めることや、発症した場合には重症化しないよう早めに医療機関を受診することが大切です。

インフルエンザで脳症になる可能性と確率

インフルエンザに罹ったことにより脳症になることもあります、脳症とは異常行動やけいれんや意識障害などが起こり最終的には命に関わることもある重篤な症状です。
大体一歳から五歳くらいの子供に多いのが特徴で過剰に免疫反応があった時になります。
そしてかかる確率ですが実はそう多くはありません。大体年間で100人から200人程度になりますが毎年多くの人がインフルエンザにかかっていることを考えればかなり少ない確率です。
さらにこの人数は近年少なくなっています。ただかかってしまいますと半数以上の人は完治しません。
もしも命が助かったとしても後遺症が残ることもあり日常生活に支障が出てしまうこともあります。
ちなみに後遺症が残る確率は15パーセント程度となっていますが警戒しなければいけない数値です。決して油断してはいけません。
インフルエンザも命に関わることが少ないとはいえ絶対と言うものはありませんのでもしも子供さんがけいれんを起こした場合にはすぐにでも病院に連れていくようにしてください。
けいれんが出たからと言って必ずしもインフルエンザ脳症とは限りませんし他の症状の可能性もあります。
そもそも子供はけいれんにかかりやすいのです。
もしも他の症状であればそれはそれで原因が究明できるのでいいでしょう。
そもそも子供の場合はインフルエンザにかかる前にワクチンを接種しておくのも方法です、子供の場合は優先的に予防接種ができますしワクチン接種の案内も来ますので安心できます。
ワクチンも100パーセントインフルエンザを予防する手段ではありませんが確実に脳症になるリスクを少なくできます。
大人でも抵抗力に自信のない人は受けておくといいでしょう。

インフルエンザの予防接種で腕が腫れた!

毎年冬になると流行を懸念しなければならないウイルス感染症があります。
それはインフルエンザであり、その予防と治療に対する意識は多くの人が持つようになってきました。
飛沫感染を主な感染経路として集団感染を起こしやすいというのが特徴であり、個人個人が予防や治療に対する正しい知識を持って取り組んでいくことが感染の拡大を防ぐために必要です。
そういった意識面での理解の浸透が進められていることは流行の拡大を防ぐ上で良い傾向となっています。
予防をする上で最も歴史が長く、高い信頼を受けてきているのがインフルエンザワクチンによる予防接種であり、毎年の流行を予想した製造が行われ、多くの人が利用しています。
予防接種というと極めて安全なものであるという理解をしている人が多いのが事実であり、多少の費用がかかっても健康な状態で冬を乗り越えるための手段として毎年積極的に予防接種を受けている人も多数いるのが現状です。
しかし、予防接種を受けてみて驚いてしまうケースが全くないわけではありません。
最も典型的なのが、インフルエンザの予防接種を受けたことによって、腕が晴れてしまうというケースです。
ワクチンの接種を行ったことによって何らかの異常が発生したのではないかと考えてパニックになってしまう人もしばしばいるのが事実ですが、これは驚くことではないというのが事実です。
ワクチンの接種はインフルエンザに対する免疫を獲得するということが目的であり、摂取したワクチンに対して免疫応答を起こすことが必須になります。
その免疫応答がやや過剰になってしまった際に生じやすいのが腫れであり、数日をすぎればひけてしまうのが一般的です。
長続きする場合には医師に尋ねたほうが無難ですが、基本的には心配することのないケースとして理解しておくと良いでしょう。